みなさん、こんにちは。
超企画株式会社、マーケター前野と申します。
弊社は人事コンサルや事業企画、人材採用をご紹介させて頂いている会社です。
社内の今後の資産になりうる人材を募集しようとする時、採用コストをなるべくかけずに優秀な人材を募集してみたいと思ったことはありませんか?
「採用の質を上げるために採用マーケティングを用いてみたい」
「人材採用のフローを見直して人材採用の底上げを図りたい」
今回はそんな人事の方のために、新卒や中途採用において、今さら聞けない採用マーケティングの基本をご紹介していきます。
人事コンサル・事業企画「超企画株式会社」
【解説】採用マーケティングとは?
まず、人材採用における採用マーケティングとは一体なんでしょうか?
企業における採用活動にマーケティングのフレームワークを取り入れた考え方のことです。
この場合、主に自社のファンを作るための仕組み作りという形になります。
では、この採用マーケティングを用いるために行うべきことを確認していきましょう。
採用マーケティング
採用マーケティングとは、入社前から入社後までを一貫したファネルとして捉えるので、通常のマーケティングと似ているところもあります。
ファネルとは、マーケティングにおいて顧客が商品やサービスを認知してから購入に至るまでの流れを図式化したフレームワークです。
そのフレームワーク内で流れをしっかりと整備してあげることが、社内の人材採用の質を上げることに直結します。
WEBマーケティング
WEB媒体を利用してマーケティングを行う仕事になります。
Webサイトのユーザー流入経路、離脱率、回遊率等をデータから分析し、検証、改善を行うことでWebサイトの登録者数やPV(Page View/ページ閲覧)数の増加を図ります。
実際にファネルとチャネルの双方を用いて、潜在/顕在顧客へのアプローチを図って「商品・サービス」に至るまでを実践します。
採用マーケティングとは、流れは似ていますが訴求内容などが少々異なります。
【ファネル・チャネル】採用マーケティングの基本的な流れを解説
それでは、採用マーケティングの概要を掴んだところで、続いてはファネルとチャネルのご紹介をしていきたいと思います。
ファネルとは選考前から内定までのプロセスで、チャネルとはそのプロセスにおいてのアプローチ方法を指します。
それぞれの詳細を解説していきたいと思います。
「採用ファネル」とは
採用マーケティングにおける採用ファネルとは、まず顧客が企業を「認知」してから「興味・関心」を持つところから始まります。
そして、各企業の比較・検討をして、「応募・選考」を経由して「内定」に至るまでの流れを図式化したものをいいます。
「採用チャネル」と混乱しやすいので要注意です。
「採用チャネル」とは
採用マーケティングにおける採用チャネルとは、ファネルごとに有効なアプローチ方法です。
例えば、認知のチャネルにおける有効的なアプローチ方法としては、企業合同説明会やソーシャルリクルーティングなどがあります。
実際にファネルを元にアプローチ方法をそれぞれ落とし込むので、どちらも採用マーケティングにおいては欠かせない存在となっています。
採用マーケティングを用いる3つのメリット
自社にマッチした人材を確保しやすくなる
採用マーケティングでは、採用したい理想のペルソナを設定することでロードマップが最適化され、自社にマッチする人材が見つけやすくなります。
潜在層に向けた情報発信では採用情報に限らず、自社のメッセージ、社員、文化、福利厚生といった魅力を多角的に伝えます。
実は、この自社の魅力を簡潔に上手く伝えきれていない企業がほとんどなのです。
そのため、応募に至った時点ですでに求職者にも自社の働き方や文化が一定理解されていることに加え、内定辞退や入社後の早期離職の割合低下も期待できます。
採用マーケティングを用いることで、マッチングの精度が格段に上がります。
採用コストを大幅に削減することができる
効果的な訴求と広告の設計により、Googleリスティングなどの広告費などが最適化され、長期的な採用コスト・育成コストの削減も見込めます。
コンテンツや社内ナレッジが蓄積されるとともに、改善しながら繰り返し使うことができるため、コストパフォーマンスが高い安定した施策となることも期待できます。
採用マーケティングだけでなく、マーケティングの手法はどんな商材や業種のサービスにも適応することが出来ます。
認知が増えてターゲットの人材から応募が増加する
採用マーケティングでは、従来の流れの採用よりも広くターゲットを設定します。
すぐに転職を考えていない潜在層や、従来であればターゲット外とされていた退職者や選考参加者に向けても的確な発信を行います。
潜在層の認知変容を起こすことができれば、今までよりも多くの応募数が見込め、採用の精度が上がることが期待出来るでしょう。
採用マーケティングを用いる最大のメリットとも言えます。
まとめ
今回は、人材採用における採用マーケティングの流れについて解説してみました。
自社を認知するだけでなく、マーケティング手法を用いてターゲット人材からの応募も的確に増加していく可能性は十分にあります。
今までターゲット人材が来なかった企業は、入社後の相違がなく満足度の高い人材採用を行うために採用マーケティングの手法を用いてみましょう。
もし、人材採用や人事コンサルなどに関して少しでも多くの知見を得たい、知識を更新したい人事領域の方がいましたらお気軽にご相談下さい。
「オリジナルな企画」と「豊富なアイデア」をベースにウェビナー講座や何百人ものキャリアコンサルタントを保有しております。
ぜひ、お問合せの方お待ちしております。
コメント